神は我らを見捨てるか
10月へ突入し、後学期が始まり1週間が経過しました。
久々の学校で、心も
また、今年も残りわずかだと思うと、時の流れって早いなぁ、と思います。
あと、暗くなるのも早くなりました。
そうそう、10月は、「
日本って、おもしろいなぁ……。
ちょうど1週間前(9月27日の土曜日)、長野県と岐阜県にまたがる
多くの方が亡くなられ、そして未だに行方不明の方々もいます……。
前回の記事で「日本は自然災害の国だ」と書きましたが、それを象徴するような災害が起こってしまいました。
富士山もいつ噴火するか分かりませんし、噴火した場合の被害も相当なものになるでしょう。
そして、お次は台風18号が列島に接近してきています。
かなり強い台風であると報道されていますし、とても不安です。
台風19号まで発生しているらしいですし……。
昔の日本の人々は、山にも、川にも、何にでも神様が宿っていると考え、信仰の対象としていた。そして、自然災害は「神の怒り」であると捉えていたようです。
今回の噴火は火山の神の怒りによってもたらされた、とは言いませんが、昔の人々ならそう考えたことでしょう。
では、昔の人の気持ちになって、神が怒るのはなぜだろうと考えてみます。
すると、自然を大切にしない、というのがまず挙げられるでしょう。
産業革命以降、人間の科学力・技術力は飛躍的に向上し、よりよい暮らしが送れるようになりました。しかし、その一方で、自然環境を破壊してきたことも事実です。
近年では、環境問題を視野に入れた技術の発展を目指す方向にありますが、それでも、大気汚染や海洋汚染、森林伐採などなど……人間の所為により、地球環境が破壊されています。
いずれ、自然界の神様たちは、人間の所業に耐えきれず、私たちをいとも簡単に見捨ててしまうことでしょう。
自然と共に生きるのは、難しいことです。しかし、この地球上に生を受けた限り、自然との調和を図りながら生きていくことは最も必要とされることであり、逃れられるものではありません。
神に見捨てられてからでは遅い。
私たちが歩むべき道を、今一度確認すべきではないでしょうか。
■写真
9月13日撮影。花火大会にて。
大迫力で、感動。
9月21日撮影。
紅葉の鮮やかなグラデーションが美しく、撮ってしまった一枚。
自然っていいなぁ。